Re:June Bride
どうもお久しぶりです。ウィクロスパーティーのようやくの再開に胸が高鳴るカーディナルです。
実質的には3月の休業要請時点で休止していましたから、かれこれ半年近く…長かったですね皆さん!
私の住んでいる東京都は再び感染拡大の様相を呈しているので、まったくといっていい程油断はできないですが、うがい手洗い消毒マスク着用etc...できる限りの対策をとって大会に臨みたいところです。
さて今回は、先月上旬に開催された「デッキ投稿キャンペーン」に投稿したデッキの紹介です。
いくつか投稿しましたが今回はこちら。
はい、キーセレのメルデッキです。
今年2月にルリくるで我が家にやってきたのを機に組み始めたキーセレメルですが、思えばLostorage期のルリくる(厳密にはルリ行く)でもメルが来ていますし、地味にメルとの縁があるという…。
勿論オールの方のデッキもありますが、そちらも改良しないとなあ…。
それでは本題の解説に行ってみましょう。
【ルリグデッキ】
- メル(レベル0)
- メル=カンパリ(レベル2)
- メル=カーディナル(レベル3)
- メル=ヴェスパー(レベル4)
この辺は言わずもがなですね。
ちなみに御存知とは思いますが、メルの各レベルの名前はカクテル由来となっています。そして私の名前も実はカクテルからとったものなので、最終的に私とメルはシンクロします。(ZAZEL感)
- メル=シャンディ(レベル1)
ここが他の方のデッキとは異なる点だと思います。シャンディを採用した理由は幾つかあります。
- この構築だとどうしてもコインが1枚余ってしまうため、無理にコインを5枚獲得する意味が無い。
- トラッシュを肥やしつつデッキを1枚分掘ることが出来る。
- 他のルリグであればレベル1グロウ時のコイン獲得は優先度が高いが、メルをはじめとするLostorage組のルリグはレベル0の段階でコインを獲得しているので、優先度を低くしても問題ない。
- 暴風警報
- 千変万化
もはや説明不要。メルだったらとりあえず入れておけというアーツですね。
- エース・スパイク
このデッキでやりたいことの副産物である白エナを使用し、尚且つ2点以上の対シグニ防御が可能なアーツということで投入してみました。
エクシードを使い切らないと使用できないので出来れば状況に関係なく使用できるアーツに変更したいんですが、他にいいアーツが思い浮かびませんでした。
- 月鍵の巫女 タマヨリヒメ
1ターン目に必ず展開するキー。
このデッキは「羅菌 オレイン」+「羅菌 ビタミンK」のコンボを先攻2ターン目、または後攻1ターン目に確実に決める必要があるのですが、マリガンとドローだけではこの2種類が確実に手札に揃う保証がありません。そこで本キーを採用しました。
展開後即破棄まで行くもよし、2ターン目を待って「羅菌 ビタミンB2」「羅菌 エンブ」を引っ張ってくるもよしです。
- 差し伸べし者 タウィル
このデッキでやりたいことの根幹を成すキー。
基本的には場出しモードを使います。詳細は後ほど説明しますが、上手くいけばトータル2点防御が4点防御に化けます。
【メインデッキ(非LB)】
- 羅菌 ビタミンK…4枚
このデッキの序盤のエンジン。トラッシュの肥えていない序盤では「羅菌 センイ」よりも確実にチャームを貼付できます。
- 羅菌 エンブ…2枚
「ビタミンK」のレベル2版。パワーが5000なのが地味に助かります。
- 羅菌 ビタミンB2…2枚
多用はしませんが縁の下の力持ち的位置づけ。チャームが剥がれても付与されたランサーは持続するのが優秀です。
- 羅菌 ビオチン…3枚
このデッキの中盤以降のエンジン。チャームが貼付されているシグニ全員のパワーを上げることが出来るので、「ウェディ」「プロテイン」といったデッキの主力との相性が抜群です。
また、この子がいなければ3面チャームの達成が非常に難しくなります。
4枚入れてもいいのですが、レベル4グロウ時や「プロテイン」効果で回収可能なので3枚としました。
- 羅菌 サメカンユ…4枚
リンカーネイションで登場した1枚。このデッキでやりたいことその1の主役です。
効果は2つあり、1つはいずれかのプレイヤーのLB発動時にエナチャージ1を行う効果、そしてもう1つは、先述の効果如何に関わらず、アタックフェイズ中にエナチャージ1が行われた場合、レベル3以下のシグニをアップ又はダウンさせる効果というもの。
ここで先述の「やりたいことその1」をご紹介です。
サメカンユ!バオバブーン!ベストマッチ!!
というわけで、サメカンユのシグニアップorダウン効果を無理やり発動させて、相手シグニをダウンさせてしまおうというものです。主に防御手段ですね。
ですがそのまま場に出しただけでは相手にターンを返したが最後、優先的に排除されてしまうでしょう。それではコンボもヘッタクレもありません。ならどうするか…。
「そこにタウィルキーがあるじゃろ?」
「タウィルキーのエクシードでデッキから呼び出して、手札からバオバブーンを捨てて…こう(1体場出し1体ダウンの2点防御)じゃ」
アタックフェイズ中にサメカンユを出すというのは早くから考えていたのですが、最初はアーツ「先制結界」の使用を考えていました。
ですが、後でキャッシュバックできるとはいえ使用時に支払うエナが重い、支払うエナとは別に、サメカンユをエナ構えることが大前提等の問題があり、実用性があるか怪しいところがありました。
それを解決してくれたのがタウィルキーでした。正直すっかり存在を忘れていたのはここだけの秘密。
状況によってはトラッシュ送りの方のエクシードを使う手もありますし、防御においてこれ程サメカンユと相性のいいキーは他にないと思います。
枚数については3枚で試した時期もあったのですが、デッキに居ることが前提のコンボを有しているのに対し、チャームやエナチャージでどんどんデッキから追い出されてしまい、デッキ内に1枚しかいないことが結構な頻度であったので4枚としました。
- 非LBサーバント…5枚
種類についてはレベル配分を考慮し、O2とD2が2枚、T2が1枚となっています。
【メインデッキ(LB)】
- 羅菌 オレイン…4枚
このデッキの序盤の攻撃の要。
月鍵タマキーで「ビタミンK」とのセットを確保し、確実に1面こじ開けてやりましょう。
- 羅菌 バオバブーン…3枚
上記「羅菌 サメカンユ」の頼れる相棒(というか起爆スイッチ)なんですが、緊急エナチャージで難を逃れたことが何度かあります。
- 羅菌姫 ウェディ…4枚
- 羅祝姫 ダイヤブライド…4枚
見よ! これが村上ゆいち先生が世に送り出したW姫パワーだ!!!
というのは確かにウリであり、やりたいことその2ではありますが、本質はそこではありません。
まずウェディ効果。選択できる3つの効果の1つに「シグニ1体にバニッシュ耐性を付与する」というものがあります。この効果は「プロテイン」と違って付与対象が微菌シグニに限定されていません。
これを中央にいるだけで連続アタックが可能になるダイヤブライドに付与したらどうなるか…考えただけでもワクワクしませんか?
また、ダイヤブライドはアーツ効果の対象になると付与効果を犠牲にアップする効果を持っており、これを回避するにはバニッシュやトラッシュ送りで対処するしかありません。
ウェディのバニッシュ耐性付与はそこをカバーする意味合いも持っています。1点は高確率でもぎ取りに行ってくれるわけです。
0点に抑え込むにはさらにもう1アクション加える必要があるので、キーセレ環境のフィニッシャーとしては5本の指に入る性能でしょう。
- 羅菌姫 プロテイン…2枚
本当はもう1枚くらい入れたいですが枠が無い…。
厳密に言うと使用感は違うのですが、5枚目6枚目のウェディとして、そして白デッキメタとして機能してくれます。
- LBサーバント…3枚
種類についてはレベル配分を考慮し、O4が2枚、T4が1枚となっています。
【まとめ】
攻めのウェディ+ダイヤ、守りのサメカンユ+バブーンという2つのコンボを盛り込みつつ、実用的なレベルにまとめ上げることができたと自負しておりますが、いかがでしたでしょうか。
白緑の混色アーツがあればもっと防御性能を上げられる気もするのですが、無いものねだりをしても仕方ないですね。
なお、幾度かの実戦を通して、以下のような改良を加えればさらに良くなるのではないかと考えています。
- バオバブーンの増量(必要な時に手札にバブーンを構えられないことが2度ほどあったため)
- 千変万化を除くアーツ2種の見直し(いずれも2点守れること、ゲーム前半にも構えられることが条件)
それでは今回はこの辺で。