枢機卿のお部屋

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タマしいのルフラン

メぇぇぇ~~リぃぃぃぃクリっスマぁぁぁーーースぅ!!
ひゃぁーーはっはっはっはっはぁーーーっ

え、クリスマス終わった?



 皆様、お久しぶりで御座います。カーディナルです。
 今年も残すところあと僅か、皆様はどのように過ごされる予定でしょうか。私は仕事納めの後に実家に帰省し、そのまま年明けまで過ごす予定です。
 去年はコロナ禍の影響で帰省が叶わなかったので、実に2年ぶりの帰郷となります。出発までに年末年始特番の録画容量を開けなければとか、やらなければいけないことが色々と山積していますが、まあそこは急いで消化していきたいなと。

 さて今回は、去る12月12日に参加したセレモニーで使用したデッキの紹介兼結果報告のお話となります。しばしお付き合いください。


1.最初に

 まず、以下のレシピは2021年12月12日に、埼玉県は春日部の「トレカショップKCC」様にて開催されたウィクロスセレモニー(レギュレーション:ディーヴァセレクション)にて使用したデッキとなります。

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図1:デッキレシピ

 ここに至るまでは紆余曲折がありました。白単で組んでみたり白白緑で回してみたり…。ですがどうにも戦績がよろしくありません。
何故かを考えてみたところ、以下のようなことに気づきました。



【白単タマ】

  • 「コードメイズ ルヴダビ」等の白シグニによって確かに容易には踏み越えられない高パワーの壁が立つが、逆に踏まれにくいことが災いしエナが貯まりづらい
  • ただでさえエナが貯まりづらいところに、ルリグデッキ側のカードが常に最低2エナ以上のエナを要求してくる為、「レベル3タマの自動能力」「アシストルリグのグロウ」「ピース使用」の三者択一を迫られることが非常に多い

【白白緑タマ(バン=ダカーポ採用)】

  • 白単よりは動きやすくなったが、それでもまだエナが足りない
  • 「バン=ダカーポ」の下段効果に必要な緑エナが捻出できない場合が時折起きうる


 そんな感じで悩む中、セレモニーに向けての練習でとある方と対戦したのですが、まずそこで白青緑タマという可能性に出逢いました。
 そして次に12月初旬のセレモニーで、イラストレーターのアカバネ先生が使用し見事大会を征した所謂「悪魔ノヴァ」デッキにも出逢いました。
 この2つのデッキから着想を得て、現在のデッキが完成することとなりました。

 ちなみに何故悪魔ノヴァがヒントになったかというと、優勝報告のレシピを見て「白単タマとノヴァには「盤面を堅くしてルリグ連パンで攻める」という共通点がある」「序盤の打点は「バン=クレッシェンド」からの「幻水 キュウセン」でもぎ取りに行くという方式が白白緑タマでも採用できる」ということに気づいたためです。


 さて次は目ぼしいところ限定となりますが、採用カードの解説に行ってみましょう。



2.デッキレシピ・採用カード解説

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図2:トレカショップKCC様( @KCC2019615 )2021/12/12 16:50のツイートより

【ピーピング・フューチャー】
 セレモニーに向けての練習試合で当たった方が採用していたため、僭越ながら真似させていただきました。
 このデッキ、LB含めてシグニの除去はバウンス、トラッシュ送り、アタック不可のいずれかとなっており、基本的に相手に与えるエナは必要最小限になるよう作っています。ですがそれでも相手にエナを与えてしまうことは避けられないため、そこを削るための疑似ランデスを見込んでの採用となります。
 また、相手がエナの支払いを渋ればルリグはダウンしたままとなり、結果的にはルリグアタックを1回無効化する、つまり1点防御を成し遂げたと考えることも出来ます。
 無論ピーピングハンデス効果も強力です。相手の抱えるサーバントを引っこ抜ければしめたものです。



【聖魔 サキュ】×4
 アタックフェイズ開始時に自身を破棄することで、相手シグニ1体に「アタックできない」効果を付与することが出来ます。
 主に2ターン目、中央に立てた上で「バン=ソロ」にグロウするという使い方をします。その動きを確実に行うための4枚採用です。
 この使い方についてはネットショップ「遊々亭」様の攻略Blogにて詳しく解説されていますので省略しますが、対戦していただいた皆々様から「非常にウザい」と好評でした。
 また、今回参加したセレモニーでは相手の「聖天姫 アークゲイン」をサキュ効果でアップ状態のままにし、たまたま捲れたアップ状態シグニ除去のLBで退かすというミラクルを起こすことにも成功しています。サキュにはこういう使い方もあるんだ!!



【幻水 キュウセン】×4
 最序盤のみ活躍するアタッカーとして4枚採用しています。
主な使い方は以下の通り。

  1. 手札から緑エナになるもの(「コードメイズ ガイセンモ」辺りが望ましい)をエナチャージする
  2. 「バン=クレッシェンド」で2エナチャージする
  3. キュウセンを場に出しアタックに入る(この時キュウセンは最後にアタックすること)

 この動きの強い点は、最初のシグニアタックで防御系LBを踏んだ場合でもバン=クレッシェンド効果でエナチャージした2エナが残る点にあります。
 もしバン=クレッシェンドの部分が除去効果のレベル1アシストルリグだった場合、初撃で防御系LBを踏んでしまったらターンプレイヤー側が得られるものは何もありません。アシストグロウした意味とはいったい…となってしまいます。
 ですがこの動きであれば、もし防御系LBを踏んでしまってもバン効果によって得た2エナは残るので、どう転んでも「キュウセンによる1点ダメージ」「2エナ」が得られるオイシイ結果となります。



【大装 ロンゴミニアド】×1
 ここは保険ですが、エナが不足気味な状況でルリグ連パンを行うため、つまりタマの連パン効果の代替として1枚だけ採用しています。場のシグニが全員白でないと使用できないので、そこは気をつけましょう。



3.セレモニーの戦績

 次はこのデッキで臨んだセレモニーについてです。

 スイスドロー6戦のみで結果を決める形式のセレモニーでしたが、戦績は以下の通り。

1回戦:うちゅうのはじまり(新タマゴセンター) 先攻〇
2回戦:白白青タマ(アキノ、タマゴ) 先攻〇
3回戦:DXM(エクスセンター) 先攻×
4回戦:悪魔ノヴァ 後攻○
5回戦:白単タマ(LION、アキノ) 後攻○
6回戦:白単新アキノ(LION、アンジュ) 後攻○

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図3:最終順位

 というわけで最終順位はこれまでの自己ベストだった4位を塗り替え、初の準優勝という結果になりました。
 ですがこの結果は決して自分の実力だけで成し遂げたとは思っていません。ご覧の通り所謂「原子デウス」との対戦を回避できたことは非常に大きいですし、ライフに埋まるLBが強めで大会を通して運に恵まれたというのもあります。
 運も実力のうちとはいいますが、今度は自分の実力だけで掴んだ勝利だと胸を張って言えるよう頑張りたいと思います。



 いかがでしたでしょうか。
 このデッキもそろそろ7弾環境に対応させなければと考えてはいるのですが、実はまだその案が浮かんでいません。ゆきめメモリア、またはママメモリアを入れてみたい欲はあるのですが…。
 っていうかルリくるで遊月が来たので、過去最速で0から組んだ遊月デッキのほうも7弾に対応させなくてはなあと思っています。

 それでは今回はこの辺で。皆様良いお年を!