枢機卿のお部屋

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ツンデレ眼鏡キャラ=委員長と誰が決めたんだ

 どうもこんばんは。脆弱な自分との戦い(食事の見直しや運動)を始めて2週間…一進一退の攻防が続くカーディナルです。
 ……野菜、もう少し安くなりませんかね? 1、2ヶ月くらい前に比べるとキャベツが本当に高いです。

 

 昨日公式からアナウンスがありましたが、本日6/3(水)より公式企画として「Twitter デッキ投稿キャンペーン」なるものが開催されるそうです。今のところ「リンカーネイション収録のカードを含むデッキ」が投稿の絶対条件となっていることくらいしか判明していませんが、何はともあれ楽しみです。
 ただ、私としては人目に触れるからには、何度もテストを重ねて実用に耐え得る太鼓判を押したデッキをお出ししたいところですが、生憎とそのテストを重ねる機会が…ううむ。ちょっとばかり自信のあるデッキは幾つかあるんですけどねえ…。

 

 さて今回は、感触的に需要が高いのではないかと思い、にじさんじデッキについて執筆してみました。早速レシピをご覧ください。

 

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図1:バウンスじごくをつくるナリ

 

 はい、今回は委員長こと美兎仕様となっております。一応他の二人のデッキも作ってはあるのですが、こういうのは癖がなくシンプルなものから紹介したほうが取っつきやすいかなと思いますので、まずは委員長から。

 

 委員長デッキの最大の特徴として、バウンス(相手シグニを手札に戻す)戦法を主体とすることが挙げられます。バウンスのメリット、デメリットは以下の通り。

 

【バウンスのメリット】
 ・相手シグニをバニッシュすることなく退けているので、相手に余計なエナを与えずにダメージを通せる。(疑似ランデス※)
 ※ランデス:相手のエナを削ること、またはその戦法。

 

【バウンスのデメリット】
 ・相手シグニを一時的に退けているに過ぎないので、相手ターンになればまた同じシグニが出てくる可能性がある。

 

 今回はこのバウンスをコンセプトに据え、「やることを明確に」「そしてシンプルに」を意識して構築してみました。

 難しい要素はおそらく新カードのギミックくらいになるんじゃないかなと思いますが、それも他のデッキのギミックに比べたら格段に楽な部類ですので、初心者の方もどうぞご安心ください。

 


1.カード紹介

 本ブログでは初の試みとなる各カードの紹介です。画像が無く読みづらいかもしれませんが、そこはご勘弁を。


【ルリグデッキ】

・美兎&楓&凛 レベル0
月ノ美兎 レベル1
月ノ美兎 レベル2
 この辺は正直好みの問題です。委員長で通すもよし、他の子に浮気するもよし。神様は何にも禁止なんかしてない。


月ノ美兎 レベル3'
 登録者数の獲得に加えてエナチャージが出来るので、特段のこだわりがなければこちらを採用した方が無難です。


月ノ美兎 レベル4
 ゴール。ゲーム中1回のみ使用できる「#みとの生放送」は、登録者数100万人を達成してから使いましょう。それと常時効果により赤または青エナを支払う際に白エナで代用することが出来るので、アーツを弄る際はそこを意識してみるといいでしょう。
 
 
・ファイト・ゴースト
 個人的には登録者数云々はオマケで、シグニ2体サーチ※こそが本質と捉えています。これで序盤に場に出せるシグニがいない、なんて事故とはオサラバです。
 ※サーチ:任意のカードをデッキから手札に加えること。


・ナンバー・バインド
 対華代戦の必須アイテムその1。撃てば確実に3面防いでくれます。それ以外の相手ですとターンを重ねるごとに防げる面数が減っていく可能性が大きくなるので、撃てると思ったら3面防御にこだわらず撃ってしまってください。


・ドリーム・トライアングル
 このデッキでは累計3エナで性能をフルに発揮させることが出来ます。採用に関しては「マスト・ハイド」という選択肢もあるのですが、「羅祝石 ダイヤブライド」の存在がそれを許してくれないので、防御手段に幅を持たせるためこちらを採用しました。


・美兎サポーター 凛&楓
 委員長専用のキー。赤と青の特性を併せ持つキーで、豪快なアドバンテージ獲得が狙えます。でもイノセンスとゆきめキーは勘弁な!

 なお、起動効果については相手シグニを全バニッシュするという、このデッキのコンセプトと真逆の効果であるので、使用については相手のエナ等状況をよく把握した上で使用してください。


・サポーター 明治&有栖&江良
 対華代戦の必須アイテムその2。アンロックすればレベル2までのルリグからのルリグアタックを無効化できます。華代戦以外ですと、先攻1ターン目にアンロックすれば2点までのルリグアタックを防いでくれるので、後々のサーバントの温存にも繋がります。
 また、起動効果は相手シグニのバウンス、自分トラッシュからのシグニ回収、デッキからのシグニ場出しと3種類の効果をまとめて使用できるので、便利なことこの上ないです。これも多大なアドバンテージをもたらしてくれます。

 


【LB枠】

・コードVL 戌亥とこ…3枚
 出現時にレベル2の電機シグニをデッキからサーチすることができ、更にさんばか揃い踏みでアタック時1ドローが可能という優秀なレベル1。このデッキの起点となるシグニですが、前述の「ファイト・ゴースト」で1枚でもサーチできればいいので3枚としました。


・コードVL 鷹宮リオン…1枚
 アタック時にデッキトップを確認し、それが電機シグニならエナチャージが出来るレベル1。相手からしたら生かしておきたくないシグニのひとつ。
 自身の効果で1エナ、相手に倒されることでもう1エナを確保することが出来るので、エナのつまみ食いが多いこのデッキでは重宝します。ただし優先度が低いのと、ライフに埋まっていなければ「ファイト・ゴースト」でサーチできるので1枚としました。


・コードVL ドーラ…3枚
 白1エナ消費で、通常時はレベル2以下のシグニを、登録者数が100万人以上だとレベル3以下のシグニをバウンス出来ます。本領発揮が出来るのがゲーム終盤なので個人的にはあまり信用はしていないのですが、バウンス主体というデッキの方向性と合致するのと、LBが対華代戦で有効なため期待込みで3枚採用です。


・コードVL 物述有栖…4枚
・コードVL 御伽原江良…2枚
 有栖は出現時、起動、常時と3つの効果を供えていますが、一番多用するのは出現時の「白1エナで相手シグニ1体バウンス」です。この効果はメインフェイズ中にどんなシグニでも1体バウンスすることが出来るのですが、これは逆に言えば相手によるシグニ場出しの防御によって壁を立てられるとダメージを通せないという欠点も抱えています。
 これを少しでもケアする為に採用したのが御伽原です。御伽原の効果は自分ターン中に相手の場に出たシグニの能力を全て消し(これを「バニラにする」といいます)、御伽原自身のアタック時にバニラのシグニをバウンスするというものです。
 有栖はLBも含め強いことしか書いていないので4枚、対する御伽原は場出し効果に対する保険以上の意味を持たないので、控えめに2枚としました。


・コードVL 椎名唯華…4枚
・コードVL 健屋花那…2枚
 有栖、御伽原を登録者数が100万人達成までの付き合いとした場合、こちらの2名は100万人達成後の付き合いとなります。
 椎名は言わずもがな、登録者数に応じて効果が変動するアタック時バウンスの効果を有しています。これは場出し防御に対して強く出られます。
 そして健屋は、後述の早瀬とのコンボのほか、レベル3以下のシグニ全般とのコンボを狙うことが出来ます。相手盤面が埋まっている!バウンスも出来ない!といった状況で無理やり1点ダメージをねじ込むというのがオーソドックスな使い方になるでしょうか。
 椎名はLBが強力なので4枚。健屋はどちらかというと補助的役割での採用なので2枚採用。


・サーバントO4…1枚
 枠が1枠余ったのでお約束のサーバントを。他のシグニを入れたい場合はサーバントを融通して調整するといいでしょう。

 


【非LB枠】

・コードVL 雨森小夜…1枚
 登録者数40万人以上でパワーが上がります。序盤の壁に。


・コードVL リゼ・ヘルエスタ…4枚
・コードVL アンジュ・カトリーナ…4枚
 リゼは対華代戦での守護神。早めに登録者数50万人を達成して耐性をばらまきましょう。また採用枚数については倒されても直ちに後続を展開する為に4枚必須と考えます。
 そしてアンジュはリゼと一緒にいることで、どんなシグニでもアタック時に1体バウンスが出来ます。おまけに登録者数50万人以上で全ての電機シグニのパワーを上げることが出来ます。こちらもリゼにならい4枚採用としました。


・コードアート T・P・S…2枚
 このデッキにおいて、サーバント以外では唯一の非にじさんじシグニとなります。効果は手札から電機シグニをエナチャージすることで、入れ替えにエナゾーンから電機シグニを1体回収できるというもの。倒されてエナゾーンに行ってしまったシグニの回収、ひいては盤面の維持に重宝します。1枚だとちょっと不安定さがあったので2枚で。


・コードVL 早瀬走…2枚
 リンカーネイション参戦の新シグニにして健屋の相棒。自身のアタック時に自身を犠牲にレベル3以下の相手シグニをバウンス出来ますが、この効果が健屋の上段自動効果と抜群の噛み合いを見せます。採用枚数は活躍の機会が終盤なので2枚。健屋と早瀬を攻撃の主軸にするのであれば4枚ずつ積んでもいいかもしれません。


・サーバントO2…4枚
・サーバントT2…3枚
 全体的なレベル配分の調整も兼ねています。前述の「サポーター 明治&有栖&江良」で少なくとも1~2点はルリグによるダメージを防げるので、その分枚数を減らしてもいいかもしれません。

 


2.今回不採用としたカードについて

・コードVL ルイス・キャミー
 →白以外の色を持つシグニがTPS(緑)くらいしかいないため。


・コードVL えま★おうがすと
 →バウンスを軸とするデッキコンセプトと、バニッシュ効果が相手に与えるエナの面で合致しないため。やるならでろーん型で、もっと腰を据えてバニッシュに寄せたほうがいい予感。


・コードVL 魔使マオ
 →フルハンデス※が出来れば話は別だが、基本的にバウンスと相手に選択権のあるハンデスの噛み合わせが良くないと考えられるため。
  ※ハンデス:相手の手札を捨てさせること、またはその戦法。フルハンデスとは「手札全捨て」を指す。

 

・ウォーター・ボンバー

 →単純に枠がないため。

 

ネクスト・レディ

 →ルリグの下敷き消費にこだわるのは愚策だと考えているため。


・マスト・ハイド
 →「羅祝石 ダイヤブライド」が登場したため。(アタック不可効果付与一辺倒の防御態勢は避けた方がいい。)


・サポーター 鈴原るる
 →長い目で見た場合、童話キーのほうが獲得できるアドバンテージが上なため。ただしレベル4にグロウするまでの間に「ドリーム・トライアングル」を構えられる利点もあり。

 


3.改良点

 相手盤面に左右されずもっとガンガン攻めたいなら、「ドーラ」を「えま」に変更すると、登録者数に左右されない分攻め手が安定するかと思います。ただし上記の通り、バウンス軸というデッキコンセプトから逸れることは理解しておく必要があります。

 


 いかがでしたでしょうか。
 基本的な部分はコリジョン環境までの美兎デッキと大差ありませんので、健屋と早瀬の動きさえ練習すればすぐに使いこなせるようになるかと思います。また健屋・早瀬のセットに限らず、何ターン目にどういった動きをするか、所謂テンプレートとなる動きを考えて動かしてみると上達が早まるかもしれません。

 

 それと話が若干逸れますが、にじさんじデッキはバウンス、バニッシュ、ハンデスのどれかを一点集中で極める構築にしたほうが結果的には強くなると私は思っています。(勿論にじさんじデッキに限った話ではありませんが)
 でろーん型はカードプールの都合上、途中までバウンスに頼らざるを得ないので仕方ない面もありますが、基本的にはあれもこれもと採用しても、どっちつかずの器用貧乏に陥ってしまう恐れがあります。無論一点集中の結果、勝ち目の薄いマッチングが出てしまうことも事実ですが、構築の変更を頑張っても好転が望めないようなら、無理なものは無理と割り切ることも時には大事です。

 

 

 それでは今回はこの辺で。無線キーボードの電池が切れて、充電してたらこんな時間まで執筆する羽目になってしまった…。